たんぱく質について考えてみる
よく、猫さんには良質なたんぱく質をあげましょうね〜。って見ます。
それを見ていて、ずーっと不思議でした。
たんぱく質はたんぱく質なのに、良いとか悪いとかあるのぉ??
って思ってました。
たんぱく質の良質って、どーゆーことなのん??とも思ってました。
お、同じっていうか・・・
たんぱく質ってたんぱく質だよね?!どっか違うの??
って思ってました。
ようやくそのギモンが解けたというか納得できたので、
今回はそのことについてです。
むふ。
たんぱく質は20種類のアミノ酸の組み合わせからできています。
そのうち、体内で合成できないアミノ酸である
「必須アミノ酸」と呼ばれるものがあります。
それ以外のアミノ酸 は必須アミノ酸から体内で
変換・合成しますので、食べ物から必ずとらなくてもよいのですが
必須アミノ酸が不足すると体内で必要なアミノ酸が
合成できなかったり不足する事態が起こりうるため
特に「必須」「不可欠」ということになっています。
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また、動物各種のアミノ酸の必要量は決まっていて、
必須アミノ酸が必要量そろっていれば、栄養素であるたんぱく質は
効率よく使うことができますが、不足する必須アミノ酸があると、
アミノ酸の合成に不足が生じ、他の必須アミノ酸は
利用されることができずに余ってしまいます。
効率よく使うことができません。
つまり必須アミノ酸のうち、一つでも足りないアミノ酸があると
不足しているアミノ酸の分だけ利用効率が下がってしまいます。
この足りないアミノ酸を「制限アミノ酸」といい、
一番足りないものを「第一制限アミノ酸」といいます。
植物性のたんぱく質はたいてい、この「制限アミノ酸」があります。
動物である人間の体に必要なアミノ酸バランスを追求しているので
植物性のたんぱく源に、動物の必須アミノ酸バランスが
整っていないのは・・・
当然っちゃー当然なような気がします^^
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制限アミノ酸の量によって、たんぱく質を評価したものが
「アミノ酸スコア」です。
その食品の蛋白質に含まれるアミノ酸のバランスが
動物である人間の体をつくるたんぱく質の合成に適した
アミノ酸のバランスであるほど
アミノ酸スコアが高くなるということになり、
猫の体と同じような動物性のたんぱく質には、当然のことですが、
猫の体を作るのに必要なアミノ酸が含まれています。
そういう理由で肉類、魚類などは一般に、質の良いたんぱく質
ということになっているようです。
動物性のたんぱく質が良質で、植物性たんぱく質は質が劣る・悪い
と言われるのはこういう理由ですけど
「たんぱく質の質が良い」「� �んぱく質の質が悪い」という言い方って
やっぱしちょっと違う気がする・・・。
何かコトバの使い方変っていうかコトバのあやっていうか。
アミノ酸レベル(分子レベル)で、
質が良いとか悪いって無いわけです。
要するに必須アミノ酸がバランスよく含まれるかどうか、
ということですよね。
MI- 229から6ショック
たとえばアミノ酸スコア50の食品でも、
量を二倍食べれば量自体は100になるということだし。
また、食事で1つの食品からしかたんぱく源がないなんてことは
通常、ないですから
不足したアミノ酸を多く含む食品を組み合わせて食べることで
アミノ酸は不足しないということです。
尚、一般に栄養関連調べて出てくる「アミノ酸スコア」は
人間のためのたんぱく質評価であり
猫のものではありません。
人間の必須アミノ酸は
フェニルアラニン、ロイシン、バリン、ヒスチジン、メチオニン、
イソロイシン、リジン、スレオニン、トリプトファン
だということなのですが
猫の必須アミノ酸は
アルギニン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン
リジ ン、メチオニン、フェニルアラニン、
スレオニン、トリプトファン、バリン、タウリンが必須アミノ酸
チロシン、シスチンが準必須アミノ酸
だそうですので、
よりいっそう厳しいたんぱく質の評価となりそうです。
アミノ酸の偏りが出ないよう、さまざまなアミノ酸を
多様な食品から摂取することは、栄養的に見ても
よいことだと言えますね。
が・・・
栄養ってたんぱく質だけじゃないし、
体の中のたんぱく質は
アミノ酸にいろんなものがくっついてできるものもあるので、
たんぱく質ばっかり見ているとイタイ目に遭うでしょうね^o^;
総合的に、是非いろんな面から考えてくださいね。
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