漢方の鹿鳴堂薬局 <関節痛>
変形性関節症は「関節を曲げたり伸ばしたりする時に、クッションの役割をしている軟骨が、加齢や過剰な運動などによってすり減ってしまう病気」です。
軟骨がすり減ってしまうと、骨と骨が接触することで痛みが発生し、ひじ、ひざ、腰、股関節など、関節があるところならどこにでも起こります。
変形性関節症を根本的によくするには4つのポイントがあります。
(1)関節の強化
(2)関節の周りの筋肉の強化
(3)骨の強化
(4)痛みの原因である 気・血・水 の乱れを整える
順を追って説明いたします。
まず(1)はもっとも直接的な治療で、グルコサミンがおすすめです。
グルコサミンとは、天然アミノ酸の一種で、自然界に広く存在し、特にカニ、エビなどの甲殻類の殻にキチン質として多く含まれています。
人の体では、粘りあるムコ多糖類の成分として、軟骨 や結合組織などにみられ、軟骨細胞を形づくるための大切 な栄養成分で関節部分の細胞新陳代謝に重要な役割を果たします。
人間や動物は、ふだん体内でグルコサミンを合成していますが、加齢とともにその能力が衰えて合成分解に追いつかなくなり、次第に量が減少してしまい、これによって関節内での細胞の新陳代謝がうまくいかなくなり障害が生じます。
* グルコサミンの優れた働き
軟骨細胞を刺激して、軟骨の水分を保つブロテオグリカンなどの成分の生成を促し、軟骨の形成を促します。また軟骨代謝をコントロールし、軟骨の退化を防ぎます。
痛んだ関節を再生することが期待でき、効果は1〜2ヶ月もあれば十分実感していただけます。
指の成長板骨折
ベニス・ジスチニアン病院でのデータなのですが、
「慢性的な変形関節炎の患者にグルコサミンを摂取したところ、わずか21日で80%の患者が全般的な症状の改善をみている。
7日後にはすでに改善が自覚され、25%の患者は3週間後には症状が消えてしまった。」
と、すごい効果があらわれたのです。
また、イタリア・パビア大学・ロタ研究所での実験データでは、
「変形性関節症(首,腰椎,多数の関節)が再発した80名の入院患者に対して行われた調査結果で、一方にはグルコサミンを1日に1500mg、他方には治療薬を投与したところ、グルコサミンのグループ著しい改善が見られた。」
との報告もあります。
●ご予算の目安 ⇒ 一ヶ月あたり、7140円〜
次に(2)は関節をサポートする筋肉を強化することにより、運動などによるダメージを和らげることがきます。
筋肉の減量である『アミノ酸』を摂られることが強化の秘訣です。
その後、関節に負担がかかり過ぎないようにストレッチを行うことも有効です。
元横綱・千代の富士が肩の脱臼癖を筋肉強化で克服したのは有名な話です。
●ご予算の目安 ⇒ 一ヶ月あたり、8190円〜
(3)は関節の土台となる骨を強化するためにカルシウムが必要になります。
骨の強化は軽視されがちですが、いくら関節や筋肉を強化しても土台が脆弱なままなら安定した状態とはいえません。
鹿鳴堂ではイオン化されて吸収の良いカルシウム剤や牡蠣の貝殻『ボレイ』を原料とした製剤など用意しております。
●ご予算の目安 ⇒ 一ヶ月あたり、2500円〜
背中のにきび吹き出物
最後に(4)は痛みを起こしにくい体質にする漢方薬です。
その人の体質や年齢によって変わりますが、『気』『血』『水』のバランスを整えることが基本になります。
●ご予算の目安 ⇒ 一ヶ月あたり、8820円〜
(1)〜(4)すべて併用していただくのが理想ですが、当面(1)のグルコサミンだけでも随分、楽になると思います。
ご予算と目的に応じてお選びください。
詳しくはお電話くださいませ(フリーダイヤル 0120-56-6746)。
最後に当店のお客様の体験談をご紹介いたします。
【服み始めたきっかけ】
78才 女性
ヒザ痛で病院に通院するが、痛み止めが効かなくなり非常につらい。
【本人のコメント】
最初の4ヶ月は先生の言うとおり、関節強化・筋肉強化・骨強化・漢方薬をすべて服用する。
3日目くらいになんとなく効果を感じ始め、1ヶ月もすればはっきりと痛みが緩和されたことを自覚する。
服用4ヶ月で痛みのことを忘れるほど楽になる。
それ以降は予防用に量を減らして飲み続けることにした。
【薬剤師・泉谷のコメント】
この方は非常に真面目な方で1日も欠かすことなく、漢方薬をお続けいただけました。
その結果、ご本人の自然治癒力と漢方の相乗効果で理想的な治癒となりました。
漢方薬の効果を最大限に効かすポイントは、
● 指示の通り欠かさず飲む
● きっちりとした養生を行う
の2つです。
では痛みでお困りの方への養生方法をお伝えいたします。
・体を冷やさない
ホルモンは、皮膚の発疹を引き起こす可能性があります
冷えによって症状が悪化してしまうことがあります。
夏場は冷房で、冬場は外の寒さで、というようについつい体を冷やしてしまいがちなので、エアコンや服装の注意が必要です。
入浴:入浴で体を温めて、痛みの原因の一つである血行を良くし、新陳代謝を盛んにします。
ただし、あまり熱いお湯は心臓に負担をかけたり、炎症や痛みをひどくする場合もあるので、ぬるいお湯にゆっくり入るようにしましょう。
食事:ビールやジュース、アイスクリームなどの冷たい飲食物で体を冷やすのもよくありません。
・軽い運動を
放っておくと関節が固まってしまい機能に障害が起こってきます。
よって、関節が固まらないようにするのと同時に、筋力維持や新陳代謝をよくするために軽い運動をするように心がけましょう。
1日2回、起きてすぐの体が温まっている朝と、入浴して十分に体が温まっている夜に行うのが効果的です。
自己流の運動は危険ですので、主治医の相談を受けた上で、翌朝に疲れが残らない程度の運動にしましょう。
ただし、関節の痛みなど症状が激しいときは、無理に動かすのではなく安静にしておきましょう。
・肥満を改善
肥満は体重の重さが足の関節に負担をかけることになるので、炎症をさらに悪化させてしまします。
関節への負担を軽くするためにも、食生活や運動面での改善をはかりましょう。
・ビタミン、ミネラルを豊富にとる
病気の改善のためには、良質のたんぱく質、ビタミン、カルシウム、ミネラルなどバランスのよい
食事を心がけましょう。
野菜や海藻にはたくさんのビタミンやミネラルが含まれていますので、ぜひ毎日の食事に取り入れて欲しい食品です。
ビタミン:ビタミンB1の不足は神経炎につながるので、補うためには玄米やゴマが有効です。
ミネラル:カルシウムは骨を形成する上で必要なものですから、牛乳や小魚なども積極的にとりましょう。
鎮痛剤の連用により貧血気味になることも多いので、レバーや牡蠣といった鉄分を多く含む食品も取り入れましょう。
また、炎症を起こしているときはアルコールやコーヒー、香辛料などの刺激物はできるだけ避けましょう。
脂肪分が多いものや味の濃いものは、肥満予防の面からもとりすぎには注意しましょう。
・ストレスをためず、落ち着いた生活を
病は気からというように、心配ごとや悩みごとは病気の改善につながりません。
イライラや不安感を解消するためにも、ぐっすり眠って体を休ませることが必要です。
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